こんにちは、toracoです。
保護猫だった幸虎の母ちゃんになってからというもの、私の毎日は輝き始めました。
どれくらい輝いているかというと
君がボクの前に現れた日から
何もかもが違く見えたんだ
朝も光も涙も歌う声も
君が輝きをくれたんだースキマスイッチ「奏」よりー
と、思わず口ずさんでしまうくらい輝いているのです✨
相当でしょ?
ほとんど病気にゃね
今この記事を読んでくださっているあなたも、きっと私に負けないくらいの猫好きさん。
だけどもしまだ猫と暮らしていないのだとしたら、夜な夜な「猫 値段」とか「猫 準備」などと検索しては猫と暮らす日を夢見ているのでは?
それはきっと、幸虎と出会う前の私のように…^^
「雑種 猫 値段」とググる人が知りたがってること
「猫 値段」ではなく、あえて「雑種 猫 値段」とググる人が知りたがってることって、実はこういうことじゃないでしょうか?
「猫と暮らしたいな、でも純血種は高そう…。雑種の猫なら安く買えるかな?」
結論から言うと、どちらともいえません。
「雑種猫」と一言で言っても、実は雑種猫には2通りの意味があるからなんです。
どちらの雑種かで、値段や出会い方は全然変わってきます。
あなたが今思い描いている雑種猫とは、どちらの雑種ですか?
雑種猫には2通りの意味がある?
雑種猫とは、複数(2種類以上)の品種が掛け合わされて生まれた猫のことですので、例えば
- キジトラと黒猫が自然交配して生まれた子猫
- 人の手による意図的な繁殖で、アメリカンショートヘアとロシアンブルーの間に生まれた子猫
どちらの場合も、雑種猫となるのです。(もちろん純血種×雑種でも同様)
ハイブリッドな雑種猫
品種の違う純血種同士を人間の手により意図的に繁殖させて誕生する子猫は、「ハイブリッド猫」(または「ハーフ猫」)として一般的な雑種猫とは区別されます。
このハイブリッドな雑種猫の里親募集されている場合は、MIXと分類し相応の値段で販売されるのが一般的です。
一般的な雑種猫
野良猫同士、または多頭飼育されている純血種ではない家猫同士が自然交配することで誕生する子猫は一般的な雑種猫です。
この一般的な雑種猫が保護されるなどして里親募集されている場合は、必要経費のみで譲り受けることが可能です。
雑種猫の値段や出会い方
ハイブリッド猫派さん「人間が意図的に繁殖させるハイブリッド猫なら、それぞれの品種のいいとこ取りしてるってことよね?私はハイブリッドがいいな〜」
一般的な雑種猫派さん「いいとこ取りなんてしなくても、どんな猫だって可愛いのは同じだろ!オレは断然、一般的な雑種LOVEだぜ!」
あなたは、どちらの雑種猫がお好みですか?
では次に、それぞれの雑種猫の値段や出会い方について解説します。
ハイブリッドな雑種猫の場合
人の手により意図的に繁殖されているハイブリッド猫と出会うには、ブリーダーやペットショップが販売している子を探すのがいいでしょう。
販売元によって違いますし上を見たらキリがありませんが、現在ハイブリッド雑種猫の値段はおおよそ50,000円〜の設定になっているようです。
こちらの子は、マンチカンとスコティッシュフォールドの間に生まれたハイブリッド雑種猫ちゃん。生体価格は70,000円(税抜き)です。
こちらはブリティッシュショートヘア とベンガルの間に生まれたハイブリッド雑種猫ちゃん。生体価格は200,000円(税込)です。
金額はあくまでも生体価格ですので、このほかにも諸経費がいろいろかかってくるはずです。
ちなみにマンチカンやスコティッシュフォールド、ブリティッシュショートヘアやベンガルの純血種でも調べて見ましたが、生体価格はハイブリッド猫とほとんど変わりません。
雑種といえどもハイブリッド猫の場合、純血種より安いとは限らないというわけです。
一般的な雑種猫の場合
「子猫が生まれたから譲ってあげる」
一般的な雑種猫が欲しいと思ったときに、ちょうどこんなお声がかかればラッキーですが、そうそうタイミングよくはいきません。
ということで一般的な雑種猫と出会うには、保健所や動物保護団体または保護猫カフェなどに保護されている子から探すと良いでしょう。
保護猫の里親になる場合、猫自身に費用がかかることはありません。
ですが、目安として3万円〜5万円ほどの「譲渡費」と呼ばれる費用が必要となります。
譲渡費は保護団体等、譲渡する側によって変わりますが、例えば「譲渡費は1頭につき3万円いただきます」というように金額が一律に設定されていることが多いようです。
純血種やハイブリッド猫よりも、はるかに安い値段で譲り受けることが可能ということですね。
「譲渡費」の内容には、保護期間中に行ったウィルス検査や害虫駆除ワクチンや不妊・去勢手術などの医療費も含まれています。
そのため保護されてからあまり日にちが経っておらず、ワクチンや不妊・去勢手術も未実施の場合はそれらの費用が「譲渡費」から差し引かれることもあります。
逆に保護期間中に病気や怪我をしていた場合には、それにかかった医療費が「譲渡費」に加算されることもありますので確認が必要です。
ちなみに、私が幸虎と出会ったのも動物保護団体が開催する譲渡会でした。
幸虎は保護されてから2週間ほどしか日が経っておらず、ワクチンや去勢手術も未実施だったことから8,000円で譲っていただくことができました。
私のように、健康体で元々人懐っこいため人馴れ期間なしで譲渡会に参加できた子に出会えれば、譲渡費を抑えることができるかもしれませんね。
【保護猫の里親になりたい】条件が厳しい…でも諦めないで!
ただ、保護猫の里親になるためには様々な条件があります。
その条件の高さから、保護猫の里親になることを諦めてしまう方も多いようです。
確かに虐待目当てで猫を探している人間もいるという悲しい事実もありますので、動物保護団体など、譲渡する側にしてみれば多くの厳しい条件を設定するのは当然です。
それにしてもいきなり男性は不可とか単身者は不可とか…物理的にどうしようもできないことを条件にされても…
と思う気持ちもわかります。
ただ猫を保護して、新たな飼い主さんに譲渡するという活動をされている方々の思いは、ただ一つ。
本当に信頼できて、猫を生涯大切にしてくれる人に里親になってほしい✨
と心から願っているはずです。
だから、条件を全てクリアできているかどうかは二の次ではないでしょうか?
希望通りの猫と出会えたとしても条件が厳しすぎると諦めてしまえるようでは、どのみちその猫とは縁がなかったということです。
「この子と暮らしたい!」と思える猫に出会ったら条件が合わなくても諦めず、どうか何度も何度も譲渡会に足を運んでください。
そして保護されている方に「この人なら大丈夫!」と信頼していただけるように努力することで、猫との縁も絆も強く太く繋がっていくんだと私は思います。
それにしても…
本来なら「本来なら望まない繁殖がなくなること」「捨て猫や野良猫がいなくなる」など、保護される猫もゼロになるのが一番の理想だよね?
うん、その通りだにゃ
なのに「一般的な雑種猫が欲しければ保護猫から探すのが一番の近道」というのもなんだか理不尽な気がするなぁ…
ボクの母ちゃんには「たまにいいこと言う」という特徴があるにゃ
まとめ
ということで、今回解説したことは次の通りでした。
- 雑種猫にはハイブリッド猫と一般的な猫の2通りある
- 雑種猫でもハイブリッド猫の場合、純血種より安いとは限らない
- 一般的な雑種猫は基本的には「譲渡費」のみで譲り受けることが可能だが、厳しい条件が定めれれていることもあり
同じ猫好きさんでも、好きな猫のタイプは人それぞれ。
気品漂うハイブリッドな猫さんを選ぶも良し、丈夫な体とワイルドさを兼ね揃えた一般的な雑種猫さんを選ぶも良しですね。
そして念願の猫のいる暮らしが叶ったときに、もし猫のことで悩んだり迷ったりしたときには是非このブログに戻ってきてください。
今よりももっと役立つ猫ブログに成長させて、あなたのお越しをお待ちしてます^^
あなたが「この子だ!」と思える運命の子と、どうか1日も早く出会えますように✨
今日も最後まで見てくれて、ありがとにゃ〜ん💕
コメント