こんにちは、toracoです。
先日は、猫の年齢を人間の年齢に換算する計算式や早見表のご紹介をしました。
でも例えば野良猫を保護した場合など、猫の年齢が全くわからないこともありますよね?
今回は、猫の年齢の見分け方と年齢に適した猫の体重について調べてみました。
猫の推定年齢を調べる方法
猫の推定年齢を調べる方法ですが、猫の年齢も人間と同じようにその見た目からある程度推測することができます。
では、猫の年齢を推測するには猫のどこを見たらよいのでしょうか?
猫の年齢の見分け方 歯を見る
猫の年齢の見分け方には、歯を見るという方法があります。
歯の発達状態、歯の色、歯の摩耗や傷み具合で猫の年齢を推定することができるのです。
歯の発達段階による見分け方
出典元:https://www.konekono-heya.com
まずは、歯がどの段階まで発達しているかにより子猫の年齢(月齢)を見分けます。
子猫は早ければ生後2週間頃から、遅くとも生後4週間頃から歯が生え始め、生後2ヶ月頃までに乳歯が生えそろいます。
(後臼歯は、乳歯としては生えません)
の順で生えるのが一般的ですが、個体により順番が変わる場合もあります。
このことから、おおよそですが
と判断して良いでしょう。
次は乳歯が抜けて永久歯が生え始めるので、どの歯が生え変わろうとしているかで子猫の年齢(月齢)を推定します。
後臼歯は、前臼歯と同じくらいのタイミングで生えそろいます。
子猫の乳歯は、抜けても飲み込んでしまうことが多いにゃ。
だから落ちているのを見つけると相当レア!
お守りにする人もいるにゃよ✨
ゆったんの乳歯、みつけたかったなぁ
てか、子猫の頃のゆったん可愛かったんだろうなぁ💓
いやぁ〜、それほどでもぉ😻
歯の色による見分け方
永久歯が生えたての真っ白ピカピカな猫の歯も、加齢と共に少しずつ黄ばんできます。
この黄ばみの進行度で、成猫のおおよその年齢を推定するのです。
猫の歯が黄ばみ始めるのはだいたい2歳頃からです。
永久歯も生えそろった成猫の歯に、黄ばみがなければ1歳くらいと判断して良いでしょう。
猫の歯は3歳〜5歳くらいで黄ばみが増し、5歳〜10歳で明らかに黄ばんでいることがわかります。
そしてほぼ全ての歯に濃い黄ばみが見られる場合、10歳以上のシニア猫であると判断できます。
ただし歯の黄ばみで猫の年齢を見分けられるのは、それまでにデンタルケアをされた経験のない猫に限ります。
黄ばみの進行度は歯磨きなどで抑えることができますので、ぜひ猫ちゃんのデンタルケアを日課に取り入れることをおすすめします。
歯の摩耗と傷み具合で見分ける
歯の磨り減り具合でも、猫の年齢を推定することができます。
猫の歯は、だいたい5歳くらいから摩耗し始めます。
このくらいになると本来尖っているはずの犬歯の先端が丸くなっていたり、欠けている歯が見つかる場合もあります。
10歳を超えた猫では歯が何本か抜けていることもあり、摩耗の状態は目に見えてわかるでしょう。
ここで、推定年齢4歳のボクの歯をお見せするにゃ!
上下の門歯が2本ずつしかにゃいのが気ににゃるけど、病気じゃないにゃいよ
左上の犬歯が欠けちゃったんだよね
お口閉じててもちょっとだけハミ出るキバが可愛かったのに…
悲しい…
でも白くてキレイにゃ歯してるでしょ?
母ちゃんが毎日ケアしてくれるおかげにゃ
歯磨きが大嫌いなゆったんには、毎日Dr.YUJIROのデンタルパウダーを舐めさせてます
歯科専門の獣医師が開発した究極のデンタルケアがここに!
Dr.YUJIROのデンタルパウダーを毎日朝晩2回与えるだけで、気になっていた口臭もすっかり消えました。
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猫の年齢の見分け方 目を見る
猫の年齢の見分け方には、猫の目を見るという方法もあります。
目の状態でも、猫の年齢を推定することができるのです。
まず子猫の場合ですが、生後1週間ほどで目が開きます。
ですが、子猫の目が徐々に見え始めるのは生後2週間頃からです。
目が開いているけど見えていない状態では、まだ生後2週間経っていないと言えるでしょう。
成猫の場合は、常に涙目になっていたり目やにが多くなると加齢の兆候。
若い猫は明るく澄んだ目をしていますが、12歳くらいになるとどんよりと濁ってきます。
白内障になるのも、だいたいこの頃ですね。
涙や目やにが多いのは病気が原因の場合もあるので、獣医師さんに相談しようね
ボクも毎日目薬がんばってるにゃ!
猫の年齢の見分け方 毛並みや体型、習性を見る
猫の年齢を細かく見分けるものではありませんが、毛並みや体系、習性で若年期か中年期か高齢かを空いてすることができます。
体毛を触って確かめる
若い猫の毛は艶や厚みがあってフサフサした手触りに対し、高齢の猫の毛は薄くパサついたような見た目や手触りになります。
また、高齢になると白髪が混じる場合もあるので、特に黒猫や黒い斑が入った猫は毛色の変化がわかりやすいでしょう。
へー、猫にも白髪ってあるんだねー
ボクはキジトラだから、きっと白髪になってもわかりにくいにゃ
そだね、もともと白髪混じりっぽいもんね
体型を観察する
運動量が多い若い猫は全体的に引き締まり、筋肉質な体をしています。
中年期になると今度は全体的に肉付きがよくなり、見た目もふっくら丸くなってきます。
高齢になると全体的に皮膚がたるみ、特に肩の辺りの骨格がくっきりと現れるようになります。
ゆったんは典型的な中年体型ってことね
なんも言えやしにゃい💧
習性に注目する
猫も人間と同じように高齢になると、視力や聴力が低下し、体のあちこちにガタがきます。
それらの不調のせいで猫自身が不安や恐怖を感じ始め、些細なことで怯えたり、機嫌に波が現れ、時には飼い主や同居猫に対しても攻撃的になる場合があります。
それまで問題なくできていたトイレでの排泄も、上手にできなってしまう場合もあるよ
例えば入口が高くなっているトイレは、筋肉量が落ちた高齢の猫にとっては入るのが苦痛になることもあるにゃ
そうだね
もし高齢の猫ちゃんが粗相を繰り返すようなら、トイレのタイプを変えることも考えてみよう
猫の体重の平均も年齢による?
猫の体重も平均的なものは年齢によるものなのでしょうか?
猫の年齢から考えた、適正な体重について調べてみました。
猫の体重の平均 年齢別 子猫〜中年期
メインクーンなどの大型の猫を除いた標準的な大きさの猫の場合、生まれたばかりの子猫の平均体重は100gです。
100グラム…ご飯軽く一杯分ってとこ?
てことは…てことは…
母ちゃんは毎日、生まれたての子猫3匹も食べてるってことにゃーーー!!
やめてよー💧
そこから1週間に100gぐらいずつ体重が増加しますので、生後1ヶ月の猫の平均体重は400〜500gとなります。
生後1ヶ月を越えると更に1ヶ月に500gぐらいずつ体重が増加し、生後6ヶ月の猫の平均体重は2.5㎏〜3㎏ほどになります。
猫の成長期は生後6ヶ月くらいまでで、その後の体重増加のスピードは緩やかになり、生後8ヶ月〜1年で体格が決まると成長も止まります。
そのため、生後1年〜6年くらいまでは、3㎏〜5㎏ほどの平均体重を維持するのです。
個体により1歳を過ぎても体重が増加しつづける場合もありますが、成長による体重増加というよりは、余分なお肉がつき始めてる可能性もあります。
猫ちゃんの体型には十分注意してあげましょう。
普段の食事やおやつ、運動量などを見直すいい機会かもしれませんね。
ゆったんの体重、6.4㎏…
一年前は6㎏ちょうどくらいだったのに…
きっとボクは、普通より少し大きめの猫なんだにゃ
いや、ごくごく普通のキジトラだから
………
猫の体重の平均 年齢別 シニア期〜
その後、7〜8歳頃でシニア期に入ってくると、少しずつ体重が落ちてきます。
この頃の平均体重は4㎏ほど。
さらに15歳くらいになると平均体重は3㎏ほどに減ります。
猫の15歳は、人間の年齢に換算すると76歳です。
人間の年齢に換算する計算式をご紹介してます
今は20年以上生きる猫も珍しくありません。
猫ちゃんの年齢や体力に合わせたお世話ができるように、猫ちゃんが若いうちから動物介護の知識を身につけておきたいですね。
いろいろ苦労かけるかもしれにゃいけど、よろしくにゃ
母ちゃん♪
うん、安心してていいからね
母ちゃんに任せなさい!
ぜひ、ペット保険をご検討ください👍
まとめ
猫の年齢は、猫の歯や目のほか、猫の毛並みや体型、習性などの見た目である程度推測できることがわかりましたね。
猫の年齢別の体重についてはあくまでも平均です。
データだけに頼らずご自身の猫ちゃんの体調などを観察し、その子にとってのベスト体重を維持できるよう工夫してあげましょうね。
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