こんにちは、toracoです。
みなさんの猫ちゃんは、ペット保険に加入していますか?
これから猫ちゃんを家族に迎えようと考えている方は、ペット保険に加入する予定はありますか?
ひと昔前に比べると、日本のペット保険の普及率は格段に上がっている昨今ですが、人間の健康保険や生命保険ほど重要視されていないのも事実です。
さて、ペット保険って本当に必要なんでしょうか?
今回はペット保険の必要性について考えつつ、猫の保険の選び方や特徴などをご紹介します。
実は私、こういった話はチンプンカンプン💦
すでにペット保険には入っていて今のところ特に不満はありませんが、愛する猫くんのために保険のことちゃんと勉強するつもりで書き上げます❗️
とても長い記事になってしまったので、気になる部分だけでも読んでみてくださいね^^
猫にペット保険はいらない?入るべき?
まず、ペット保険の必要性について考えてみましょう。
この記事を書くにあたり、いくつかの掲示板やブログなどで、ペット保険に対する世間一般的な思いや考えを集めてみました。
- ペットには公的な医療保険制度がないが、ペット保険に入っていれば思わぬ高額な診療費でも良い治療を受けさせることができる。
- 「いつもと様子が違う」「なんだか食欲がないみたい」など、ちょっと気になる程度の不調の際でも、ペット保険に入っていれば躊躇なく病院へ連れていってあげられる。
- ペットによる他人への傷害行為や器物破損などで損害賠償責任を負った場合でも、特約により補償が受けられる。
- いつか必ずやってくるお別れの火葬代や葬儀費用にも備えることができる。
など…。
うんうん、確かに保険に入っていることで躊躇なく病院につれていけるよね。
「いつか必ずやってくるお別れに備える」というのも、一つの大切な命を引き受けるために、私たちに課せられた大切な義務だと思うよ。
- ペット保険は掛け捨てなので、保険を使わなかったとしたら、保険金を払い続けるのはもったいない。
- いざというときのために、毎月ペット積み立てをしているから保険は必要ない。
- 掛け金が高すぎる、保険に入らなくても結局支払う金額は変わらない。保険会社に支払うか病院に支払うかの違いだけ。
など…。
うーん…「もったいない」とか思うっちゃう感覚が私にはわからない…💧
それに、今や飼い猫の寿命は15年とも20年とも言われてるよね。
「その間、病気もケガもしませんでした」って可能性のほうが、低いと思うけどなー😦
「ペット積立しているから保険は必要ない」という意見もありましたが、本当にそうでしょうか?
もしまだ貯金額が少ないうちに、猫ちゃんが手術を伴うようなケガや病気をしてしまったら?
それに例え手術の費用を貯金で賄えたとしても、それで終わりではありません。
当然、その後も入院が必要だったりリハビリに通うことになる可能性は大いにあるわけです。
ペット保険に入っていなければ、積立貯金から手術費用を支払ったら貯金が減るだけです。
その後の入院やリハビリの費用は、残った貯金か生活費から支払うことになります。
ペット保険に入っていれば、積立貯金から手術費用を支払っても保険金が下ります。
下りた保険金は積立貯金に戻したり、その後の入院やリハビリの費用に充てることができます。
人間の子供と同じ感覚だよね。
「万が一のときの貯金と保険は、猫にだって必要」
そう思う私は、〝猫くん積立″をしつつペット保険にも加入しているのであります。
猫のペット保険を基礎から学んでみる
では「ペット保険」とは、そもそもどんなものなのでしょうか?
その内容や利用方法などがわからないと、何を基準に選んでいいかわかりませんよね?
ここからは「ペット保険」の基礎について学んだことをご説明します。
そもそも猫の「ペット保険」って何だろう?
「ペット保険」とは、人間でいうと、会社員が会社を通じて加入する「社会保険」やフリーランスの方などが加入する「国民健康保険」と同じようなものです。
「社会保険」や「国民健康保険」に加入している人が、ケガや病気で病院にかかるとき、毎月一回必ず保険証を提示しますよね?
それにより「社会保険」または「国民健康保険」に加入していることが証明され、病院への支払いは診療費の1割〜3割の自己負担金で済みます。
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一方、「社会保険」にも「国民年金保険」にも加入していない場合は保険証の提示ができない(保険証を所持していない)ため、診療費の全額が自己負担となってしまいます。
「ペット保険」もそれと同様に、加入していなければ飼い主さんは診療費の全額を支払うこととなり
「ペット保険」に加入していることが証明できれば、飼い主さんは診療費から保険会社が補償してくれる分を差し引いた自己負担金のみ支払えばいいわけです。
(精算方法は、窓口精算できる場合と保険金請求後に指定口座に振り込まれる場合の二通り)
保険会社が補償してくれる割合はプランに応じて異なり、診療費の50%補償、70%割補償、90%補償のプランが主流です。
【例】診療費が10,000円だった場合
50%補償プランのペット保険に加入していれば、自己負担金は5,000円。
70%補償プランでは、自己負担金3,333円。
90%補償プランなら、自己負担金1,000円。
ってことだね^^
これが「ペット保険」の基礎の部分です。
では次に、「ペット保険」が補償してくれる内容についてのお話です。
「ペット保険」が補償するもの、しないもの
一般的に「ペット保険」が補償してくれる内容は、ペットがケガや病気をしたときにかかる診療費(診察料・処置料・投薬料など)が補償の対象となります。
もちろん入院や手術も補償対象となりますが、避妊・去勢手術や健康診断、病気を予防するためのワクチン接種は補償の対象外ですのでご注意ください。
診療明細では“投薬料”とされていても、実際に処方されたものが薬ではなくサプリメントの場合、一般的には補償対象外となります。
そのほかにも、保険商品によっては補償の対象外となる疾患等がありますので、必ず補償内容を確認しましょう。
猫のペット保険 日本の加入率(普及率)は低い
文頭でも述べましたが、日本のペット保険普及率はまだまだ低いのが現状です。
どれくらい低いかというと、ペット保険の先進国であるイギリスの普及率は全体の20%以上。
スウェーデンにいたっては、ペットを飼っている80%もの飼い主さんがペット保険に加入しています。
それに対して日本のペット保険加入率は、たったの6%程度。
ペットを愛してやまない飼い主さんを10人集めても、ペット保険に加入している飼い主さんは一人いるかいないかという計算です。
ペットLOVE❤️な人を20人集めても、やっと一人いるって程度だよね?
そんなに低いとは思わなかったなぁ
ちょっと驚きー
とはいえ、日本のペット保険加入率は年々増加傾向にあるようです。
ペット保険に対する考え方も、どんどん変化してきているのかもしれませんね。
猫のペット保険 メリットとデメリット
次に、ペット保険に加入すると、どのようなメリットやデメリットがあるのか考えてみましょう。
猫の保険 メリットは?
猫の保険に加入すると、次のようなメリットがあります。
猫が少しだけ調子が悪そうなとき、積立を崩したり生活費から診療費を捻出することを考えると、動物病院へ連れて行くのをためらってしまいませんか?
「ちょっと調子が悪そうなだけだし、2〜3日様子を見てもいいだろう」となりがちです。
でもペット保険に加入していれば、お金のことを心配することなく動物病院へ連れて行ってあげられるというメリットがあります。
2〜3日様子を見ていたばかりに、取り返しのつかないことになってしまった…ということも実際にあります。
猫の不調を感じたら、できるだけ早く病院へ連れて行きたいですよね。
本当に病気なら早期発見に繋がるし、病気じゃないことがわかれば早い段階で安心できる。
猫ちゃんの調子が悪そうな時は、まずは獣医さんに相談だよね^^
1.特約について
ペット保険には、より充実した補償を受けられる「特約」が付帯されています。
全てのペット保険が備えているわけではありませんが、どのペット保険を選ぶか迷ったときの決定材料にもなり得るはずです。
それではいくつかの「特約」について、ご説明します。
保険会社へ保険金請求をするために、動物病院の診断書が必要になる場合があります。
動物病院によっては「診断書作成費」として代金を請求されることがあり、「診断書費用補償特約」はその費用を補償してくれるものです。
猫が癌の手術を受けると、通常の手術保険金にプラスして、ガン手術保険金が受け取れるという特約です。
「ガン手術保険金特約」は被保険者である猫ちゃんの生涯に一度しか適用できない場合が多く
過去に一度適用されたことはないか、癌であると獣医師からきちんと診断されているかなど、いくつかの条件があります。
前述の、『猫にも保険は必要派の意見』にもありましたが
被保険者である猫が、他人への傷害行為や器物破損などで損害賠償責任を負った場合でも、「ペット賠償責任特約」が付帯された保険に加入していればその補償が受けられるというものです。
ただし、すでに加入している自動車保険や火災保険などに「個人賠償責任特約」が付帯されている場合は、そちらでもペットによる賠償責任が保証されるので確認してみましょう。
「賠償責任特約」は複数の保険で重複して契約していても、保険金が多く受け取れるわけじゃないよ。
受け取れるのは、あくまでも実際の賠償責任額まで。
重複して支払っていると、それこそ保険料の無駄だから気をつけてね。
被保険者である猫ちゃん、が交通事故や病気など様々な理由で車いすが必要となった場合に、その費用を補償してくれるものです。
受け取れる保険金の目安は、だいたい5万円くらいが平均のようです。
ただ「高度後遺障害保険金特約」には適用される期間が設けられているので、利用する場合は期間の確認が必要です。
「葬祭保険金特約」とは、被保険者である猫ちゃんが死亡してしまった際の葬儀や火葬・埋葬の費用、または仏具を購入したときに所定の保険金が受け取れるものです。
受け取れる保険金の上限は、一般的な相場は3万円前後。
ペットの葬祭業者により料金体系は様々で、葬儀にかかる基本料金とは別にお経料金などを請求されることもあります。
保険金内で収めたい場合は、葬祭業者選びも大切ですね。
2.割引制度について
ペット保険には、特約のほかにも「割引制度」が適用されるものもあります。
特約と同様に、全てのペット保険が備えているわけではありませんのでご注意ください。
では「割引制度」についても、いくつかご説明していきましょう。
「健康割増引制度」とは、今年度の保険金支払いの有無により、翌年の保険料が割引または割増になる制度です。
割引率、割増率共に、基本保険料の5%程度が相場です。
「多頭割引」とは、同じ保険会社で複数のペットを被保険者として加入させる場合に、そのペットの数に応じて保険料を割り引く制度です。
多頭割引を適用させるためには、契約者(飼い主さん)の氏名や連絡先、住所が一致していることなどの条件があります。
たとえば、脱走や災害などで大切なペットと離れ離れになってしまう可能性はゼロではありません。
そんなときでもマイクロチップを装着しているペットなら、保護された際にマイクロチップの情報で飼い主さんの元に戻ってくることができます。
このようにしっかりと迷子対策がされているペットには、「マイクロチップ割引」が適用される保険もあります。
ちなみにマイクロチップの装着費用は、数千円〜一万円ほど(情報登録料として、別途1,000円かかります)。
耐久年数は30年程度なので、一度埋め込むと半永久的に使用できるんだって。
家と外を自由に行き来できる猫ちゃんには、ぜひ装着を検討してほしいなー。
「無事故継続割引」とは、継続契約の際、過去1年間に一度も保険を使わなかった場合に、継続後の保険料が割引になる制度です。
猫ちゃんが一年間健康で過ごしたご褒美みたいで、嬉しいね^^
ペット保険への加入申込みは、一般的に必要書類を郵送する方法とインターネットにてオンライン申込する方法があります。
オンライン加入の場合、書類を郵送するよりもコストがかからないことから「インターネット割引」が適用される保険が多くあります。
前述の『猫のペット保険を基礎から学んでみる』でもお話していますが、ペット保険は補償の割合に応じた選べるプランがあります。
もちろん「50%補償プラン」<「70%補償プラン」<「90%補償プラン」と支払う保険料は高くなりますが、補償内容もさらに充実します。
例えば、まだ若く健康な猫ちゃんなら50%補償プランで加入しておいて
シニア世代になり病院へ行く回数も増えてきたら、更新の際に70%補償プランや90%補償プランに変更するというのもありですね。
猫の保険 デメリットは?
メリットいっぱいのペット保険ですが、デメリットもあるのでしょうか?
ペット保険には、人間の「貯蓄型保険」のような保険料を貯蓄できるタイプのものがありません。
そのほとんどが掛け捨て型なので、ペットがケガや病気にならなければ
『ただ保険会社に保険料という寄付をしてるようなもの…』と思ってしまう気持ちもわからなくもありません。
その上、ペットの年齢と共に基本保険料もあがっていきます。
ペット保険にも「貯蓄型保険」が普及してくれると、加入する飼い主さんも増えるのでしょうね。
たしかに、保険を使うことがないかもしれないのに、保険料を払い続けることに疑問を感じてしまう人も多いよね。
でも私が支払った保険料が、この国のどこかで今にも消えそうだった小さな命を救ったかもしれない。
そう考えると、ただ保険会社に寄付してるだけってネガティブな感情もポジティブに変換できそうじゃない?
『デメリット①』とほぼ同じですが
猫ちゃんが健康であれば保険を利用する機会はほとんどないので、ペット保険に入ることに疑問を持ってしまいがちです。
とはいえ、費用対効果を感じにくいのは「ペット保険」に限ったことではないですよね?
うちにも猫ちゃんいるけど…ペット保険ねぇ、費用対効果わかりにくいわぁ。
それはそうと、毎月高い会費払ってるのに、ここのところ忙しくて全然ジムに行けてないのよ。
でも来月は行けるかも?って思うと、辞めるに辞められないのよねー。
(ズコーッ!)ジムはすっぱり辞めれー。
そんで可愛い猫ちゃんのためにペット保険に加入するほうが、よっぽど有意義だと思いなせー!
猫のペット保険の選び方 加入までの流れ
やっぱりペット保険に加入することは、個人的にメリットしかないと思うんです。
愛するわが子のためのお守りと思って、加入することを強くお勧めします。
ということで、ここからはペット保険に加入するまでの流れについてお話します。
猫のペット保険を選ぶには、まずは資料請求
現在、ペット保険を扱う保険会社は15社。
保険商品ごとに様々な特性があるため、まずは資料請求してみましょう。
猫のペット保険の資料請求をするには、複数の保険会社から資料を一括請求できるサイトが便利です。
必要事項を入力し、資料を請求したい保険会社にチェックを入れて送信すれば、各保険会社から後日資料が郵送されます。
資料が届くまでの間は「こんな補償があったら嬉しいな」など、理想のペット保険を想像しながら待ちましょう^^
私もこの資料一括請求サイトで、資料請求できる10社全てから資料を請求しました。
一括請求したのに資料が届くまでの日数が保険会社によってマチマチだったことから、資料発送ごときに時間がかかる保険会社は開封することなく却下。
仕事の速さも保険会社選びの重要ポイントですよね。
ペット保険 猫の補償内容、保険料の確認と比較
複数のペット保険を比較するときに重要なのは、何はともあれ「補償内容」と「保険料」ですね。
当然「補償内容」が充実しているほど「保険料」も高くなりますが、補償される割合が同じでも、保険会社によって内容は異なります。
じっくり比較するために、何に重点を置くかで考えてみましょう。
比較ポイント① いつから加入するにしても、目先の保険料だけに捉われない
複数の保険商品を比較するときに、やはり一番に目がいってしまうのは保険料ではないでしょうか?
つい「今うちの子は○歳だから、月々は?」と、猫ちゃんの現在の年齢で比較しがちです。
でも保険に一度加入すれば解約しない限りずっと続くわけで、そして保険とは、年齢と共に保険料が上がって行くものなのです。
保険商品によっては、ある一定の年齢に達すると急激に保険料が上がるものもあります。
現在、猫の平均寿命は15年ほどですが、医療の発達により20年、30年と生きる猫もいるほどです。
猫ちゃんの今の年齢だけで比較するのではなく、将来もしくは生涯の保険料で比較することを心がけましょう。
困ったことに、将来の保険料はパンフレットやHPには載っていない場合があるみたい。
そんな場合は、直接保険会社に問い合わせてみましょうね。
年齢制限により、シニアになってから保険を見直すのは年々難しくなってくるよ。
加入時にしっかり、将来の保険料について調べて置くことが大切です。
比較ポイント② 保険商品により、補償内容は異なってくる
例えば同じ70%補償プランでも、保険会社によってその補償内容は異なってきます。
ある特定の疾患については補償されないなど、細かく定められている場合もあり、なかなか複雑です。
猫ちゃんが、保険の補償対象外と定められている疾患に、将来絶対にかからないとは言い切れません。
もし不安な場合は、「フルカバー型保険」で比較することをおすすめします。
比較ポイント③ 窓口精算か、直接精算か
- 窓口精算について
「窓口精算」とは、人間の医療費と同じように病院の窓口でペット保険の保険証を提示すると、自己負担分のみの支払いで受診できる制度です。
契約者(飼い主さん)から保険会社に保険金請求する必要がないので、とても便利ですね。
ただ窓口精算にはデメリットもあり、登録されている病院でしか利用することはできません。
そして、現在はまだ窓口精算できるペット保険が少ないため、保険料が高く設定されています。
その他、注意点として「補償限度額」を気にしながら使う必要があるということが挙げられます。
「補償限度額」とは、一般的なペット保険に設定されている、入院・通院・手術それぞれの補償に対する「1日あたりの利用限度額・年間の利用最大日数」のことです。
動物病院で保険証を提示すれば、自動的に自己負担分のみの精算となるのが窓口精算の利点です。
ですが、それが逆に難点となることもあるわけで
万が一医療費が高額となるケガや病気をしてまっても、「補償限度額」のうちの「年間の最大利用日数」を使い切ってしまった後では、次の更新まで補償が受けられなくなってしまうのです。
このように窓口精算では回数を気にしながら動物病院にかかる必要があるので、せっかくペット保険に入っていても
結局は「ちょっと元気ないみたいだけど…2〜3日様子見てみよう」ということになってしまうかもしれませんね。
- 直接精算について
窓口精算できない場合でも、契約者(飼い主さん)自ら保険会社に「直接請求」することで、後日指定の口座に自己負担金を差し引いた保険金が振り込まれます。
その場合、領収書や診療明細書など、保険会社が指定する書類を保険会社に提示する必要があります。
更に実際に保険金が振り込まれるまで数週間かかる場合もあり、窓口精算よりも手続きが面倒なのが「直接精算」のデメリットです。
ただ窓口精算できる保険商品に比べると保険料が安く、現在のペット保険の大半は「直接精算」なので保険を選ぶ幅も広がります。
そのほかの利点として、契約者(飼い主さん)自身で保険を使うか使わないかを決めることができます。
基本的に保険金請求手続きは、通院や入院(治療)後すみやかに行う必要がありますが、保険会社に報告しておけば一定期間の治療費をまとめて請求することができます。
それならばある程度、動物病院へかかった際の診療明細をまとめておき、医療費が高額となった診療のみ保険金請求すればいいので安心ですね。
※ただし、保険会社によっては速やかに保険金請求しなければいけない場合もありますので、ご確認ください。
猫のペット保険選びでは、「窓口精算」と「直接精算」それぞれのメリットとデメリットを覚えておきましょう。
窓口精算できると楽だけど、支払われる保険料は変わらないから、個人的にはそれほどこだわるポイントじゃないと思うよ。
そんな私はその場で引かれる窓口精算よりも、直接請求して後日忘れた頃に振り込まれるほうが「イエーイ!」ってなる派ww
比較ポイント⑤ 重病になった場合、継続的にその病気が補償されるのか
例えば猫に多い病気の中に腎臓病がありますが、治療していたが慢性化してしまい継続治療が必要になってしまったとします。
ペット保険の契約期間で腎臓病が補償の対象であれば、当然保険金は支払われます。
しかし次の更新の際に、継続治療中の慢性腎臓病について、保険更新後は補償対象外とされてしまう場合があるのです。
継続治療中の病気でも補償が継続されるのか、更新時の条件などについても調べておく必要がありますね。
比較ポイント⑥ 保険の利用回数は、更新時にリセットされるのか
一般的にペット保険では、一年間で保険を使用できる日数(回数)=支払限度日数の上限が設定されています。
そのため一年間の支払限度日数を全て使ってしまった場合、更新時にリセットされなければ、翌年は保険を使えなくなってしまいます。
更新時に支払限度日数がリセットされるかも、必ず確認しましょう。
比較ポイント⑦ 加入のタイミングは何歳から?何歳まで?終身もあり?
猫はペット保険に、1歳から加入することができます。(0歳から入れる保険もあり)
だいたいの保険会社では、9歳くらいまでは新規加入が可能ですが(条件付きの場合あり)、それ以降の年齢での新規加入は年々難しくなってきます。
ペット保険加入のタイミングを見計らっているよりも、できるだけ若いうちから加入するのがBESTですね。
ペット保険には、継続できる年齢に制限があるタイプと、ペットが生きている限り一生涯継続できる終身タイプがあります。
ペット保険のほとんどは終身タイプですが、人間の終身保険のように更新なしで保険料も変わらず一生涯継続するものではありません。
ペット保険の場合は一般的に自動継続されるため、結果として解約しない限り終身で補償されるというわけです。
更新毎に保険料も変動するのが一般的ですが、更新も保険料の変動もないペット保険も存在します。
ただし更新も保険料の変動もないタイプのペット保険は、ペットがある年齢に達すると、自動更新ではないシニア専用の保険にシフトされ補償内容や保険料がグッと変化します。
シニア専用保険でなくても自動更新とはならない保険もあるので、更新方法も確認が大切です。
比較ポイント⑧ 免責金額(最低診療費)について
※免責金額と最低診療費が別々に設定されている場合もあるので、ご注意ください。
例えば「免責金額10,000円」と設定している保険の場合、実際にかかった診療費が10,000円以下だと、保険会社は保険金を支払う責任がありません。
つまりこのケースでは、診療費の全てが契約者(飼い主さん)の自己負担となってしまうということなのです。
※免責金額の設定は保険会社によって異なります。
2.5,000円(診療費−免責金額)×70%=3,500円が支払われたケース
全然違くて、ビックリですね。
免責金額が設定されている保険では、保険金がどちらの算出方法で決まるのか、しっかりと確認しましょう。
比較ポイント⑨ 免責期間の設定について
免責期間とは、「保険会社が保険金支払いの責任を免れる期間」のことです。
保険加入申込み後、晴れて審査も通り保険契約が成立したとしても、免責期間中に発症した病気については補償の対象外となってしまうのです。
これは、万が一保険加入前に病気にかかっていた場合の潜伏期間を考慮するもので、傷病の種類ごとに細かく免責期間を設定しているペット保険もあります。
免責期間の種類や長さについては、各保険会社に確認しましょう。
ペット保険の比較ポイントは、このほかにも様々あります。
猫ちゃんの体調や年齢などに合わせて、じっくり比較して見てくださいね。
猫の保険 加入方法について
どの保険に加入するか決まったら、とうとう加入申し込みです。
加入申し込みの方法は、次の通りです。
ペット保険資料一括請求して届いた資料と一緒に、加入申込みに必要な書類も同封されています。
必要事項を漏れなく記入し、身分証明書などの必要書類(コピー)と一緒に返信封筒で郵送。
後日、審査結果と保険開始期間などが記載された案内が届きます。
加入したい保険会社から商品を選び、必要事項を入力。
身分証明書など、加入に必要な書類の写真をアップロードして送信。
後日、審査結果や保険開始期間などが記載された案内がメールか郵送で届きます。
郵送よりも、割引のあるインターネットで申込んだほうがお得だね^^
猫のペット保険 加入条件や加入時の審査について
実際に保険会社で規定されている、ペット保険加入の規定条件は次の通りです。
- 生後45日以上であり、満7歳以下
- 生後120日以上であり、満9歳未満
- 満7歳11ヶ月まで
- 満12歳11ヶ月まで
- 満13歳まで加入可能
※ただし、満9歳以上の場合は健康診断の受診が必須
これら加入条件の大前提として、被保険者となる猫ちゃんが原則として健康である必要があります。
そのためペット保険に加入するためには、次のような審査に必要な病歴などの告知義務があるのです。
- 生年月日
- 体重
- 種類
- 品種
- これまでの傷病歴
- 現在の健康状態
- 過去3ヶ月以内の動物病院の受診歴
- 他社のペット保険の有無
既往歴があるからと諦めず、一定の条件をクリアできれば加入可能なものもありますので、正直に申告しましょう。
また、猫ちゃんの年齢によっては健康診断受診が必須となるケースもあります。
もし告知義務に違反した場合、必要な補償が受けられなくなることがありますので、必ず正確な情報告知ができるようにしておきましょう。
これまでの傷病歴、過去3ヶ月以内の受診歴などは記憶が曖昧になりやすいよね。
動物病院の領収証や診療明細書は、捨てずに保管しておくといいかも。
ペット保険猫おすすめの口コミ比較
ペット保険の各プランや補償内容・限度額などについては、是非↓こちら↓のサイトでご確認ください。
「保険商品ごと」または「保険会社ごと」に比較できる一覧が、便利でわかりやすいですよ。
それでは、主なペット保険会社の特徴をいくつかご紹介しましょう。
ペット保険猫用「アニコム」の口コミ
アニコム損害保険の猫のペット保険商品には、「どうぶつ健保ふぁみりい」があります。
アニコム対応病院は、全国に6,416件(2020年12月14日現在)。
窓口精算ができる数少ないペット保険の一つです。
もちろん、窓口精算システムに対応していない動物病院の診療でも大丈夫。
保険金請求方法は、郵送以外にLINEでの手続きも可能というお手軽さです。
年に一度受けられる、ペットの「腸内フローラ測定」は特に人気で、これがあるからアニコムに加入したという声も聞こえてくるほど。
また、しにあプランなら新規加入可能年齢の上限がない(年齢制限なし)ので、猫ちゃんが高齢の場合におすすめな保険です。
ネコ専用コールセンター「ニャンともあんしんサービスセンター」では、猫好きなオペレーターが猫に関する不安や悩みを親身になって聞いてくれますよ。
ペット保険猫用「PS保険」の口コミ
メディカルサポート株式会社の猫のペット保険「PS保険」は、「お守りじゃない“使える”ペット保険」。
もちろん全国の動物病院対応の保険です。
保険料の引き上げは3年ごとに一度なので、ずっと長く安心して続けられます。
免責金額の設定はなく、免責期間も0日。
ほかのペット保険ではあまり見ない100%補償プランもあり、その補償の手厚さを感じとれますね。
契約者専用の獣医師ダイヤルは、24時間365日いつでも獣医師に直接相談できるから安心。
これだけ充実しているのに保険料もお手頃で、飼い主さんに嬉しいペット保険です。
ペット保険猫用「いぬとねこの保険」の口コミ
日本ペット少額短期保険株式会社の猫のペット保険「いぬとねこの保険」は、なんと日額制限・回数制限・免責金額が全て無し。(パールプランを除く)
万が一、慢性疾患になってしまったとしても原則更新可能な上に、年間補償限度額は毎年リセットされるので安心です。
割引の種類も多く、保険料もスリム。
0歳〜3歳までは保険料が下がり、4歳から緩やかに上がっていくので、6歳になっても0歳の保険料とほぼ変わりません。
もちろん、どこの病院でも使えますよ。
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ペット保険猫用「アイペット」の口コミ
アイペット損害保険株式会社の猫のペット保険商品には、「うちの子」があります。
「うちの子」は12歳11ヶ月まで新規加入ができ、終身継続が可能で安心の保険。
窓口精算ができる数少ないペット保険の一つです。
もちろん、窓口精算システムに対応していない動物病院の診療でも大丈夫。
クレジットカード払いの場合は、申し込みから最短一ヶ月から補償が開始されます。
日頃かかりやすい病気から手術まで、充実した補償が受けられますよ。
ペット保険猫用「楽天ペット保険」の口コミ
楽天の猫のペット保険、「ずっといっしょ[もっと]」。
毎月の保険料で楽天ポイントも貯まる保険は、楽天ペット保険だけ。
『ペットがちょっと具合が悪そうなので、診療と検査だけしてもらった』、そんな場合でも補償されます。
ちょっとした通院にも備えたい場合、高額な治療費に備えたい場合、どちらにも充実した補償内容で大満足。
免責金額や最低治療費の設定もありません。
もちろん全国の動物病院に対応。「楽天」という名前にも安心感をもてますね。
ペット保険って色々ありすぎて、アッチをとればコッチが立たず…。
本当に悩むよね^^;
でもまず、愛する猫ちゃんにとって一番大切な補償は何か?を軸に比較してみよう。
おのずと答えは見つかるはずです。
まとめ
ということで、「猫にペット保険は必要か?」
私の答えは当然、YES!です。
せっかくペット保険に入っているのに、うちの猫ったら、使う機会が全然ないんだよね…。
入ってる意味あるのかなぁ?
いいじゃないか、猫ちゃんが健康だという証だもの。
喜ぶ以外の感情を持つ必要はないよね。
今は使わなくても、生きている限り使う機会はいつか来ますよ。
可愛い猫ちゃんのために、どうかそのまま入っててあげてください。
誰にも明日のことはわかりません。
もちろんケガや病気をしないに越したことはありませんが、人間と同じように猫だってケガもすれば年もとります。
大切なわが子に万が一何かあっても、納得のいく治療を受けさせてあげられるように、ペット保険加入を検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、あなたの愛する猫ちゃんが明日も健やかでありますように。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます。
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