こんにちは、toracoです。
うちの猫くんのキュートな仕草にハートを撃ち抜かれるたびに、なぜか左腕のヒジの横っちょあたりが痒くなります。
え?私だけですか?
さて「猫は寝子」と言われるだけあって、猫って普段から寝ていることが多いですよね。
先日うちの猫くんの大胆な寝相を見ながら、つい「あー、猫になりてー」と呟いたのですが、それを聞いていた父がこう言ったんです。
「猫だって、ただのんびりしてるわけじゃないかもしれねーべ」
ま、確かにそうかもね…ってことで、今回は猫の寝相や睡眠について調べてみましたよ^^
猫が気持ちよさそうに寝る光景
猫が気持ちよさそうに寝ている光景って、見ているだけで幸せな気分になりますよね。
まるで幸せに尻尾が生えているようなので、うちの猫くんの名前を「幸尾(ゆきお)」にしようと思ったくらいです。
あ、やめましたけどね。
猫の寝相と心理は関係する?意味はある?
いろんな寝相で寝る猫ですが、猫の寝相にはそのときの気温と猫のリラックス度が関係するようです。
ま、それはなんとなくわかりますね。
猫の寝相の名前(呼び名)
では、猫の寝相を呼び名別に代表的なものから見ていきましょう。
ヘソ天
その名の通り、天井におヘソを向けた大胆な寝相の呼び名をヘソ天と呼びます。
お腹は猫の弱点でもあるので、その弱点をさらけ出して寝られるということはかなりリラックスして無防備な状態だといえるでしょう。
その上このように腕枕で寝ちゃうなんて、うちの猫くんは相当toracoを信頼してくれてますね。
もっと大きく育てて、美味しく食べてやろうと思っているとも知らず…ふっふっふ(笑)
ごめん寝
前脚に顔を埋めて、まるで「ごめんなさい」と言っているような寝相をごめん寝と呼びます。
何に謝ってるんでしょうね?
おわかりかとは思いますが、もちろん猫が謝っているわけではありません。
猫は夜行性ですので、猫の目は暗いところでもよく見える高い感度が特徴です。
そんな猫にとって人工の光はとても眩しく感じてしまうため、前脚で光を遮っているのが謝っているように見えるのです。
「まぶしいよー」という意味なんですね。
とても可愛らしい寝相ですが、猫のために部屋を少し暗くしてあげるなど、安眠できる工夫をしてあげましょう。
ちなみにうちの猫くんは、大好きなオモチャが暗い部屋に転がって行ってしまうと途端に見失います。
そんな猫くんですので、ごめん寝しているところを見たことがありません。
そういえば、先日トイレの位置をちょっとだけ変えたんですが、見つけられずに困ってました。
もう野生には戻れません。
香箱座り
両前脚を体の下に折りたたんだ格好が、蓋つきのお香入れに形が似ていることから香箱座りと呼ばれています。
もし何かに襲われそうになったとき、このように両前脚を折りたたんでいると瞬時に逃げられませんよね?
ですので香箱座りのときの猫は、とても安心しているといえます。
写真のうちの猫くんのように、耳の形でもリラックスしているのがわかるんですよ。
それについては、猫の耳と猫の尻尾で猫の気持ちはここまで分かる!耳の向き、しっぽの振り方ごとに猫の気持ちを解説。に書いてます。
併せてご覧ください^^
尻向け寝
家族や仲間にお尻を向けて寝ることを、尻向け寝と呼びます。
猫にお尻を向けられると、私たち人間はなんだか少し寂しい気分になってしまいますが、猫にとって自分の背後を見せるというのは信頼の証なんです。
猫は子供の頃、母猫に背後を守ってもらうという習性を持ちます。
そのため信頼できる相手にしか、自分の背後は見せません。
「ちょっと寝るから、後ろから守っててにゃ」という意味なんですね。
猫くん、母ちゃんは何を犠牲にしてでも君のことを守り抜くよ!!
アンモニャイト
まるでアンモナイトの化石のようにクルリンと体を丸める寝相を、アンモニャイトと呼びます。
ほーら、どっちが本物のアンモナイトか見分けがつきませんねw
アンモニャイトになっているときの猫は「ちょっと冷んやりするにゃー」と思っています。
室温に注意してあげましょう。
そのほか、何かを警戒してお腹を守っている場合もあります。
頻繁にアンモニャイトになっているようなら、飼育されている環境に何かリラックスできない要素があるのかもしれません。
猫にとっての不安要素がないか、見直してみるのもいいかもしれませんね。
こっち来いよ寝
もしかして彼氏かな?って思ってしまいそうな寝相を、こっち来いよ寝と呼びます。
うちの猫くんの、たまたま撮れた寝相でした。
失礼しましたー(o^^o)
猫の眠りが浅いときと熟睡しているときの見分け方
様々な寝相が可愛らしい猫ですが、眠っていると思って近づくとパッと目を開いて「ニャー」なんてことよくありますよね。
せっかく眠っていたのに、起こしてしまって申し訳ない気分になってしまいます。
眠りが浅い「レム睡眠」の猫は、ヒゲがヒクヒクしていたり前脚をフミフミしていたり、夢を見て寝言を言っていることもあるかもしれませんね。
猫は警戒心が強いので、「レム睡眠」のときは微かな気配や物音で起きてしまいます。
寝ている猫の力が完全に抜けていて呼んでも反応しないようなら、熟睡している「ノンレム睡眠」状態。
ちょっとやそっとじゃ起きません。
うちの猫くんは超甘えん坊なので、ずっとtoracoの後をくっついて歩きます。
toracoが落ち着くとやっと猫くんも落ち着いて隣で眠り始めるんですが、toracoが立ち上がるとすぐに起きてくっついて来ちゃうんですよね。
これから猫くんが眠っているときに冷蔵庫へお酒を取りに行くときは、ちょっと呼んでみて反応がないことを確認してからにしようと思います。
猫の睡眠時間は短い。長いように見えるけど、実は…。
人間の睡眠の場合、眠りの浅い「レム睡眠」のときが全体の20%。熟睡している「ノンレム睡眠」のときが全体の80%です。
でも猫の場合はその真逆で、眠りの浅い「レム睡眠」のときのほうが80%と長いんです。
日中はほとんど寝ているイメージですが、その睡眠時間のほとんどがウトウト状態なんですねー。
そりゃ、ずっと寝ているわけだ。
猫の睡眠 平均時間
猫の1日の平均睡眠時間は、成猫で13〜16時間。1日の3分の2くらいは寝ている計算です。
人間の平均睡眠時間は6〜8時間ほどですので、猫はその約2倍。
なんだかとっても羨ましいです。
それでもやっぱり羨ましいです。
猫は一回の睡眠でどれくらい眠る?
猫の1日の平均睡眠時間は人間の約2倍ですが、そのほとんどが眠りの浅い「レム睡眠」状態です。
寝ているだけで、眠ってはいないんですね。
ちゃんと熟睡している「ノンレム睡眠」状態は、多くて1日60分ほどだそうです。
あんなに寝ているのに、熟睡しているのがたったの1時間?!
驚きですね。
夜の睡眠時間は?
本来、狩をするのに都合の良い夜に活動する肉食動物である猫。
夜はほとんど眠らないのが自然なのかもしれません。
ですが飼い猫の場合は狩をする必要がないので、睡眠サイクルを飼い主の都合に合わせるほうが猫にとっても都合が良かったりするんですね。
もちろん人間にとっても、そのほうが都合いいですよね。
うちの猫くんてば、23時頃になると「早く寝ようよ」とでもいうようにtoracoを寝室に誘います。
一緒にベッドに入って、翌朝taracoよりも遅く起きてくる猫くん。
日中も例外なく寝て過ごしているはずなので、うちの猫くんの1日の睡眠時間は20時間近いかもしれません。
起きてるときに、もっといっぱい運動させるようにしなきゃだな。
だってDBなんだもん…。
睡眠時間は年齢によって増える?
猫の平均睡眠時間は、年齢によっても変わります。
成猫の平均睡眠時間は13〜16時間でした。
それに比べ子猫の平均睡眠時間は、20時間近くになることもあります。
それは成長を促す成長ホルモンは眠っている間に分泌されるためで、熟睡している「ノンレム睡眠」の状態のほうが多くなるようです。
そしてシニア猫と呼ばれる7歳を過ぎた頃から、再び睡眠時間が長くなることもあります。
それは筋肉量の低下にりより活動量が減るためで、眠りが浅い「レム睡眠」の状態でいることのほうが多くなるようです。
眠りは浅くても同じ体勢のまま眠り続けることもあるので、床ずれ防止などの工夫をしてあげましょう。
まとめ
1日の大半を寝て過ごす猫ですので、その睡眠の質を高めてあげることが長寿猫を目指す第一歩となります。
猫が落ち着いて寝ているときは、できるだけその睡眠を邪魔しないように心がけたいものですね。
とはいえ、こんな可愛らしい寝相を見てしまうと触らずにいられなくなってしまうtoracoなのでした(*´꒳`*)
それでは、みなさんの大切な猫ちゃんが明日も健やかでありますように。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます。
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