こんにちは、toracoです^^
動物保護団体から引き取った猫くんと暮らし始めて、今月で7ヶ月目に突入しました。
我が息子である猫くんはとってもおしゃべりな子で、毎日たくさんお話ししてくれます。
なのに母になったばかりのtoracoには、猫くんが一体何を伝えようとしているのか全くもって理解不能だったのでした。
猫の鳴き声の意味がわかるアプリを試した結果
猫くんと暮らし始めたばかりの頃、<猫語を簡単に人間語に変換>と紹介しているサイトがあったので、即インストールした「人猫語翻訳機」というアプリ。
結論から言うと、完全に私の思惑は外れましたね。
使い方がイマイチわからなかったけど、RECボタンがあったので猫くんの鳴き声を録音してみました。
で、再生してみると「にゃぉ〜〜ん!」って…。
ん?どゆこと?と思い、今度は私の声を録音してみることに。
録音「こんにちは」
再生「にゃぉ、にゃん、なぉ〜〜ん!」
おぃおぃ…猫語を人間語に変換って嘘じゃん!
なんとこのアプリ、人間の言葉を猫語に変換するアプリだったんです。
ちがーう!私が欲しいのは、猫の鳴き声を人の言葉に変換してくれるアプリなのっっ!!
私の言っていることを猫くんにわからせたいんじゃなくて、私が猫くんの言っていることを知りたいのっっ!!!
「人猫語翻訳機」のほかにも似たようなアプリがありますが、どれも機能は同じ。
それじゃぁ、意味ねーんだよぅ(>_<)
猫の鳴き声の意味は自力で探る
もうこうなったら、自分で意味を考えていくしかないですよ。
色々な場面で発してくれる猫くんの鳴き声をしっかりと聞いていれば、その意味がわかるはず!
ということで、猫くんの色々な鳴き声を録音して意味を解明していくことにしました。
声だけですが、とうとうこのブログにうちの猫くんを登場させちゃいまーす。
猫の鳴き声の意味 鳴き方のバリエーション
まず、一番意味がわかりやすかったのがこの鳴き声です。
※音量にご注意ください。
この声は、例えば次のようなときによく発してくれます。
- 私がテレビやスマホに夢中になっているとき
- 食事の支度などで、かまってあげられないとき
- 猫くんが気づかないうちに、別の部屋に移動したとき
1.や2.の場合は、わざわざ私の視界に入る場所に移動してきて私の顔を覗き込みながら鳴きます。
3.の場合は、こうやって鳴きながら私を探しにきてくれます。
この鳴き声の意味は、もう聞いたまんまですね。
「ねぇー、こっち見てよー」とか「ねぇー、どこにいるのー?」などの、呼びかけの声です。
んもぅ、可愛いんだから♡
猫の鳴き声の意味「んー」という鳴くのは不満だから?
猫が口を開けて「にゃ〜」と鳴くときもあれば、口を開けずに「んー」と鳴くときもあります。
この「んー」と言う鳴き声は、猫に信頼されている人しか聞くことはできません。
いわゆる猫にとって、信頼している人に対するお返事だったりするのです。
猫の名前を呼ぶと、まるで人間のように「ん?」と返事をしてくれるときがありますよね?
これも「んー」という鳴き声の短いバージョンです。
あまり好きじゃない人に呼ばれたときや、まだ人馴れしていない猫の場合では、この「ん?」というお返事をしてくれることはないはずです。
好きな人に対する返事のほか、「んー」という鳴き声には何かを要求しているという意味もあるようです。
例えば「遊んでー」とか「何かちょうだい」などの意味ですね。
ここで、つい先日録れたうちの猫くんの「んー」をお聞きください。
※音量にご注意ください。
これは、私がいつもより早く仕事から帰ってきたときに録音しました。
いつもなら仕事から帰ったのと同じくらいのタイミングで、自動給餌器がご飯を出してくれるんです。
うちの猫くんは、「母ちゃんが帰ってきたらご飯が食べられる」と覚えているんでしょうね。
でもこの日は私が帰ってきてもナカナカご飯が出てこなかったので、私の後を追いかけながらご飯を要求したんだと思います。
このように「んー」のほかに「んんんー」と言っているときは、一生懸命お願いしているのに要求が通らずに少し悲しい気持ちも含まれているように思います。
「母ちゃん、ご飯出ないってばー。お願いだから何かちょうだいよー」
ってところでしょう。
猫は信頼した人にしか何かを要求することはないので、要求の「んー」が聞けるのも信頼されている証拠ですね。
猫の「んー」という鳴き声は、そのほかにも仲のいい猫同士や仲良くなりたい猫とコミュニケーションを取るときにも使われるそうです。
あの猫と仲良くなりたいと思っても、近づくには仲良くなりたい猫の縄張りに入っていく必要があります。
その際に「んー」という鳴き声を出すことで、「敵じゃないよ、仲良くなろうよ」という気持ちを伝えるんだそうです。
猫って目つき鋭いし表情から気持ちを察するのも難しいので、まだ人馴れ修行中の元野良猫が「んー」と言いながら近づいてきたら何か怒ってんのかな?って思ってしまいませんか?
でも実は「んー」と言いながら猫が近づいてきたときは、猫と仲良くなる大チャンス!
猫は気分屋なので、すぐに気が変わってしまうこともあります。
猫がその気になってくれたら、早めに仲良くなってもらいましょう♪
猫が「クルルル」と鳴くときの感情は?
猫が安心しているときやリラックスしているときには、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれますね。
猫がゴロゴロと喉を鳴らす音には、人間にとっても癒し効果があるそうです。
でもゴロゴロとは別に、「クルル」と震えたような鳴き声を出すのも聞いたことありませんか?
うちの猫くんの、ゴロゴロからのクルルをお聞きください。
※音量にご注意ください。
最後にはっきり「クルル」と言っていますが、よく聞いてみると途中でもゴロゴロに混じって小さく「クルル」と聞こえますね。
ゴロンと寝転がった猫くんの体を撫でているとゴロゴロ言い始めたので、お尻の辺りをポンポンと叩いてあげると最後に大きく「クルル」と鳴いてくれました。
猫ってお尻ポンポンすると喜びますよね。
この「クルル」という鳴き声は、ゴロゴロの最上級とでも言いましょうか。
大好きな人に体を撫でられ、更にお尻もポンポンされて、気持ちよくて嬉しくて仕方ないという感情ですね。
かなりゴキゲンなときだと思われます。
もう一つ「クルル」ではないですが、うちの猫くんの声を震わせるような短い鳴き声をお聞きください。
※音量にご注意ください。
これは、お尻ポンポンするのをやめたときの鳴き声です。「クルル」に少し感情が入ったような声に聞こえませんか?
「クルル」という鳴き声には、何かを要求する意味も含まれているそうです。
それを踏まえてこの声を聞くと、「やめないでよー」と言っているようです。
この後お尻ポンポンしてあげると再びゴロゴロクルルが始まったので、きっとそうです^^
そのほか、何か疑問を感じたり集中力が切れたときには「クルル」と鳴きながら首をかしげるような仕草をすることがあります。
そんなときは「大丈夫?」とか「何かあったの?」など優しい声をかけてあげると安心するようですよ。
猫のおねだり鳴きは、しつこいしうるさい
意味を考えなくてもわかる猫の鳴き声は、おねだり鳴きですね。
普段より鼻にかかったような声で、「にゃーにゃー」というより「めーめー!」と聞こえます。
このおねだり鳴きがまた、しつけーわ!うるせーわ!
まずはお聞きください。
※音量にご注意ください。
冷蔵庫におやつが入っていることを知っている猫くんは、私がお風呂上がりのビールを取りにいくとおやつがもらえると思って騒ぎ始めます。
これをね、今の暑い時期のお風呂上がりにされるとね、かなり疲れてしまいます。
もらえるまで絶対諦めませんからね、うちの猫くん–;
でもこのおねだり鳴きをやめさせるつもりはないのです。
だって可愛いんだもん。
ま、やめさせようとしても無理でしょうしね^^;
まとめ
今回は4種類の猫の鳴き声の意味とおねだり鳴きを、うちの猫くんの声をサンプルにご紹介しました。
少しでもご参考になるものはあったでしょうか?
猫の鳴き声には、まだまだいろんなものがあります。
人間の言葉を喋らず表情もあまり変わらない猫の気持ちを汲み取るのは、難しい作業だと思っていました。
でもこうして注意深く状況を思い返しながら鳴き声を聞いていると、一緒に暮らし始めた頃よりは猫くんと意思疎通がはかれるようになってきたように感じます。
これからも新しいサンプルが録れたら順次こちらでご紹介していきたいと思っていますので、また覗いていただけると嬉しいです。
それでは、みなさんの大切な猫ちゃんが明日も健やかでありますように。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます。
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